’05北海道バイク旅行 9日目 9月7日 その1

 もうそろそろ、この北海道の旅も終盤を迎える。今日は、本来であれば、この旅の最終日であり、苫小牧からフェリーで京都に帰るはずであった。しかし、この日の朝にフェリー会社から連絡があり、台風の影響で、フェリーが本日欠航になった、よって帰りの便は明日に振り返られるとのこと。予想外であったが、あと一日旅がのびたわけだ。旅が終わるのはいつも寂しい。出発する前の準備期間の高揚感からすれば、旅の終わりはいつも哀愁に包まれる。そして、それは、非日常生活から日常へ戻ることであるからだ。

一日帰りが伸びたのはいいが、当然のことながら外は雨。ここからは、電車と歩きで移動だ。まずは、当時はやりだしていたスープカレーのお店に。初めての体験だったが、こんなものかなというのが率直な感想であった。具が大きくて、スパイシーで、でもやはり日頃食べ慣れているカレーライスとは別物だなという印象だった。
 

その後、スープカレー屋の近くの北海道大学に。その日は、休講日だからか、人っ子ひとりいない。
雨に濡れる校舎をみてまわり、展示室となっている古い木造の納屋のようなところも見たがやはりだれもいない。

そんなこんなで、外の天気も悪いし、屋内に入ろうと思い、JR駅に向かう。

こういうことをいうと、勘違いと言われるかもしれないが、どうも道行く女性に綺麗な人が多い。みな全体的に肌が白くて、スタイルも良い、という点でいままで訪れたどの都市よりも、またその後訪れたどの都市よりもレベルが高い。もっといえば、バスにのっているおばあちゃんでさえも、色が白いせいか、より上品に見えた。ロシアが近いことと何か関係があるのだろうか。もし、定住するなら北海道にしたいと思う。

昨日のジンギスカンが忘れられず、本日もまた違うジンギスカンのお店でジンギスカンを堪能し、早めに眠りにつく。
明日は最終日だ。